貧乏OLがWebライターの副業をやった感想

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家で手軽にできる副業として、近年注目を集めているWebライター。

「誰でも簡単に稼げる」という声がある一方で「手軽なだけで稼げない」と語られることも多く、実態が気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Webライターの副業を始めて2年の私が、感想や仕事内容を詳しく解説します。

目次

Webライターの副業をした感想

Webライターの副業をやった簡潔な感想は「大変なわりに安定して稼げない」です。

ここからは、稼げた金額や大変なことを具体的にお伝えします。

Webライターの副業でどのくらい稼げた?

私は週に6日、1日1~2時間程度をWebライターの副業に充て、現在は月7~8万円ほど稼いでいます。

知っている方も多いかもしれませんが、Webライターの仕事は基本的に成果報酬型です。

「一文字〇円」や「一記事〇円」のようにあらかじめ金額が決められており、納期とクオリティさえ守れば仕事を始めるタイミングや作業時間の長さは自由となっています。

現在の私の報酬を時給換算すると1500円程度になるため、比較的わりのいい副業のように思えるかもしれませんが、最初からいきなりこの調子だったわけではありません。

Webライターの副業を始めたばかりの頃は文章を書くことに慣れず、1記事書くのに3日かかるなんてざら。

そのため、副業を始めてから3ヶ月くらいの間は、月に1~2万円しか稼げませんでした。

また、今は収入も安定していますが、今後も同額を稼ぎ続けられるという保証はどこにもないのです。

Webライターの仕事はクライアントワークであるため、ある日いきなりクライアントから契約終了を告げられれば収入が大きく下がる可能性があります。

どれだけ稼いでも「いつか稼げなくなるのでは…」という不安が消えず、気持ちの休まらない副業といえるでしょう。

Webライターの副業で大変なこと

Webライターの副業で大変なことは、何もかも自分一人で対処しなくてはいけないことです。

たとえば、自らライティングの案件を探してスケジュールを組む、クライアントとのトラブルに立ち向かう、確定申告のための経理処理を行うなど、Webライターは実務以外にもさまざまな雑務があります。

ライティングだけに集中できるわけではないため、一極集中タイプの人やマルチタスクが苦手な人は特に大変に感じるでしょう。

また、何かトラブルや悩みを抱えても、誰かとチームを組んで働いているわけではないのでなかなか相談できません。

Webライターは、たとえ副業でも個人事業主として扱われます。

好きなように動ける自由さは魅力ですが、常に「自分一人」という孤独感がつきまとうのは、Webライターの大変なところです。

なぜWebライターの副業をしようと思ったのか

クラウドソーシングサイトで依頼主から声をかけられたことが、Webライターの副業を始めたきっかけです。

当時の私は本業の会社を転職したばかりで給料が低く、毎月カツカツで生活していました。

副業としてアルバイトすることも検討しましたが、転職したてのため新しい業務を覚えるのに精いっぱいで、ガッツリWワークできるほどの元気はありません。

そのため、生活のスキマにできる副業として、クラウドソーシングサイトでタスク形式の業務をやってみることにしたのです。

タスク業務とは、単純作業をしたりアンケートに答えたりする仕事のこと。

報酬は安いですが、当時の私はとにかく「スキマ時間で副収入を得ること」を重要視していたため、カンタンかつすぐに終わるタスク業務を地道にこなしていました。

そんなある日「特定の商品の感想を書く」というタスク業務を行ったところ、後日依頼主から「よければWebライターとして記事を書かないか」とメッセージをもらったのです。

自分にできるか少し不安でしたが、文章を書くのが苦ではないこと、タスク業務よりも稼げることから挑戦を決意。

以降は、文章を書く楽しさから徐々にタスク業務を卒業し、Webライターへとシフトしました。

Webライターの仕事内容やメリット・デメリット

ここからは、Webライターの詳しい仕事内容や注意点、副業にするメリット・デメリットをお伝えします。

Webライターの仕事内容

Webライターの主な仕事内容は、クライアントの指示に従って文章を書くことです。

あくまでクライアントが書きたい文章を代筆するのが仕事であり、自分が書きたいことを書く仕事ではありません。

こう聞くと「自由度が低くて楽しくなさそうだな」と思うかもしれませんが「決められた枠の中でいかにきれいな文章を書くか」というゲーム感覚で作業をすると、意外と楽しめますよ。

また、かなりの売れっ子にならない限り向こうから仕事がくることは稀なので、自ら案件を探すのも大切な仕事です。

Webライターの副業をする際の注意点

クライアントの中には、Webライターを粗雑に扱う悪質クライアントが存在します。

たとえば、格安の報酬で大量の仕事を押し付ける、納品後も報酬を支払わない、指示になかった修正を希望するなどが、悪質クライアントの代表的行動です。

このような悪質クライアントの被害に遭わないためには、少しでも違和感や不信感がある案件からはすぐに身を引くことが重要。

私も「きつい言い方のクライアントだなあ」「この仕事量でこの報酬はわりに合わないかも」と思う案件は、すぐに辞退しています。

Webライターはトラブルに見舞われたとき助けてくれる人がいないからこそ、自衛スキルを身に付けなくてはいけません。

Webライターの副業をするメリット・デメリット

副業でWebライターをするメリットは、やはり「自由度が高いこと」です。

Webライターはいつどこで仕事をするのか、週にどれくらい働くのかなど、全て自分で決められます。

しかし自由度が高い代わりに「なかなか満足できる報酬が得られないこと」は大きなデメリットといえるでしょう。

楽しみながらできる高単価の案件を誰もが求めていますが、案件獲得は「運」による要素も大きいため、なかなか案件を獲得できず思うように稼げないケースも珍しくありません。

まとめ

Webライターの副業をやった体験談をお話しましたが、参考になる部分はあったでしょうか。

作業量と報酬が見合わないという理由で辞めてしまう人も多いWebライターですが、パソコン一台で誰でも自由に働ける点はやはり大きな強みです。

Webライターの仕事は、ネットやクラウドソーシングサービスを利用すればすぐに見つかります。

「興味がある」「やってみようか悩んでいる」という方は、まずは実際の案件に触れてみることから始めてもいいでしょう。

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