【家庭教師】大学時代〜塾講師の副業で行った家庭教師の副業

  • URLをコピーしました!
コインチェック

大学生の定番アルバイトのひとつが、家庭教師ではないでしょうか?
1回2時間程度と短い時間で、他のアルバイトよりも時間単価がとても高いのが魅力です。
筆者もこの魅力から、大学時代に家庭教師を始めました。

目次

アルバイトから始め、家庭教師を副業で続けた感想

家庭教師を行った感想は、担当する生徒との相性がとてもあるということ。
また同時に、所属する家庭教師センターとの相性もあります。家庭教師を大切に扱ってくれる、良い家庭教師センターをみつけることが、副業としてのやりやすさに関わる印象です。

家庭教師を始めたきっかけ

筆者が家庭教師を始めたのは大学2〜3年生頃です。その直前に、人生で始めてのアルバイトとして、ファミリーレストランのオープニングスタッフとして採用されました。しかし、慣れない業務と立ち仕事で断念。レストランがオープンする前に辞めてしまいました。
すぐに、何かアルバイトはしなければ、という思いで別のお仕事を探し始めました。

もともと大学受験ではそれなりにしっかり勉強していたし、勉強を教えることは好きでした。レストランのスタッフのように、新たに学んで身につけることもないし、まだまだ記憶に新しい学校の勉強を、そのまま仕事に生かせるのが魅力でした。

どこで家庭教師の副業を見つけたか?

地域のフリーペーパーを普段から見ている中で、いくつか地元の家庭教師センターについて目にしていました。また、アルバイト情報誌も参考にし、時給の情報やセンターの場所などから、便のよいセンターに応募しました。

どこで家庭教師の副業を探すことができるか?

通常、家庭教師の副業は、家庭教師センターを介して行うことが多いようです。家庭教師センターは、筆者が見つけたように、地域のフリーペーパー、アルバイトやお仕事情報誌にも掲載されていますし、アルバイト雑誌にも「家庭教師・塾講師」の項目で掲載されています。
もちろん、個人的に家庭教師として告知して、生徒さんを募ることもできるでしょう。地域の銀行や郵便局の掲示板などに、張り紙を見かけることもあります。
ですが、家庭教師をお願いする家庭としては、やはりセンターを通したほうが安心しやすいようです。

家庭教師で得られた報酬は?

家庭教師の報酬は、時給単価は高めでしょう。筆者の場合、学生時代には時給1600円から1800円が多かったものの、卒業後に塾講師のかたわら、副業として行っていた際には、時給3500円から6000円までの幅でいただいていました。
家庭教師センターにもよりますが、筆者が卒業後に所属していたのは、大学卒業以上の社会人のみが登録できるセンターでした。TVの教育番組のスポンサーもやっていたセンターで、契約も仕事の流れも、とてもスムーズに行きました。家庭教師の中には、大学の講師の方の登録もあったようです。

家庭教師の報酬は、生徒の数、教えるコマの数にもよりますが、学生時代は1回で3200円から3600円程度、卒業後は7000円から12000円以上とかなりアップしました。
家庭教師として訪問するのは、平日の放課後がほとんどです。そのため、1日に教えられるのは通常一人まで。副業として、1日一人教えたとして平均の日給が1万円前後です。筆者の場合は、週に2〜3人の生徒(コマ)を担当していたため、月額10万円前後でした。これは、大学卒業直後の「副業」としては、とても良い額です。

家庭教師に向いているのはどんな人?

家庭教師に向いている条件として、勉強を教えるのが上手いことは必須です。ただし、多くの人数を同時に教える(=授業を行う)塾講師とは、家庭教師では教え方が少し違います。
基本的に家庭教師ではひとりの生徒だけに教えるため、一対一で、相手の理解度をよく見れます。細かく生徒に寄り添い、生徒の勉強への理解度をよく観察できる人が良いでしょう。
その上で、生徒とのコミュニケーションが得意なことも大切です。

家庭教師を行ってよかったこと

家庭教師の副業をしてもっとも良かった、うれしかったのは、もちろん、生徒が受験に合格したときです!そして、テストの点が上がったときもうれしかった時です。

筆者が担当した生徒は、小学生から高校生まででしたが、最も多かったのは中学生。それも、中学2〜3年生が多かったのです。
学校の成績に不安が出だした2年生頃から家庭教師を考える家庭が多く、その場合は定期テストの成績をアップさせることが親の希望です。そして実際に、生徒を担当して次の定期テストでは、ほとんどの生徒さんたちが10〜20点程度は点がアップしていました。
なによりも、生徒さんたちがうれしそうで、親御さんたちも満足して、感謝されるのが家庭教師としてのやりがい、醍醐味です。

家庭教師の仕事の内容

筆者が実際に行った家庭教師の体験談として、家庭教師の仕事の実際をご紹介します。

家庭教師の仕事で行うこと

1)生徒への勉強指導

家庭教師の名の通り、家庭の中で子供にマンツーマンで勉強を教えることです。ほとんどの場合は、一対一で教えます。家庭教師が担当できる教科をすり合わせ、事前に教える教科を決定して、指導します。
教え方、教える内容は、各家庭や生徒の希望によりまちまちです。直近でテストの点を上げたい、授業の分からないところを補修したい、学校のレベル以上のことを学びたい、直近の受験に向けてのとりくみ、などです。

2)生徒の親への報告

これは筆者は実際にはほとんど行いませんでしたが、ご父兄からの質問があれば、生徒の勉強の進み具合などを回答すると良いでしょう。
家庭教師を依頼する家庭のほとんどは、親が子供の成績を心配しての依頼がほとんどです。また、受験に向けての取り組み・進み具合も気になる家庭もあるでしょう。
筆者の場合は、こうした依頼はほとんどなく、勉強が終わったあとに簡単に挨拶したり、ちょっとした報告程度でした。
もちろん、家庭の中に入って教えるのですから、ご家族への挨拶、コミュニケーションも仕事のうちです。

3)家庭教師センターへの報告

家庭教師センターにもよるでしょうが、筆者の所属していたセンターの場合、各回の指導の内容を報告書に記載し、月ごとにセンターに提出していました。毎回指導した内容(どの教科の、どんな内容か)、指導の開始時刻、休憩時間、終了時刻などです。各指導が終わると、ご父兄にサインをいただく場合もありました。

4)教材作成

これは家庭教師の仕事そのものではありませんが、筆者の場合は、家庭教師センターからの依頼で行いました。神奈川県での業務でしたが、神奈川県が中学生対象に行っていた「アチーブメントテスト」の予想問題を作成しました。過去の実際の問題を受け取り、その年の教科書などを参考に予想問題を作成します。大学受験などとは違い、基本的な理解度を測るもののため、問題もごくオーソドックスなものでした。
通常は、こうした業務は、家庭教師のそれぞれの先生方は行わないでしょう。

最も稼いだ家庭教師の体験談

筆者が家庭教師でもっとも多く収入を得たのは、大学卒業後、塾講師と平行して副業として行っていたときです。筆者の中で最高の、時給6000円をいただきました。1回2時間の指導で12000円です。
ただしこれには事情があります。家庭教師の時給の中には、通常、家庭までの交通費も含まれていることが多いようです。筆者の場合はそうでした。
そしてこの時給をいただいた家庭は、同じ県内でしたが、片道2時間程度かかるかなりの遠方でした。電車もいくつか乗り継ぎ、電車代だけでもかなりかかること、移動の時間もかかること、さらに、夏休みだけの特別な指導だったことが高報酬の理由です。また、生徒が高校2年生だったために、中学生よりは割高の料金を、家庭教師センターが設定したのかもしれません。
それ以下の報酬では、時給3500円〜4500円程度が多く、この場合は自宅から1時間かからない程度の距離の家庭のため、交通費を差し引くと最大の報酬とそれほど多く差はない計算でした。

時期としては、夏休みは家庭教師の依頼が増える時期です。筆者の場合は、担当していた大学生の先生が帰省したため、その期間だけ代理で依頼され、担当したことがあります。結果的に生徒と相性がとても良く、夏休みが終わっても継続して教えてほしいという依頼があり、夏休み後から担当する生徒の数が増えました。
また、夏休みは学校がお休みのため、家庭教師センターがマッチングをしてくれれば、1日に2家庭以上教えることができます。筆者の場合は、塾講師の仕事のない日に家庭教師をしていたため、効率よく複数家庭で教えられ、収入につながる時期でした。

家庭教師を行うときの注意点

家庭教師として注意したいのは、あくまでも「教師である」という意識を忘れないことです。
家庭の中に出向くため、また生徒と一対一のため、生徒にリラックスしてもらおうと、つい親しい雰囲気を出してしまいます。そのほうが、生徒も前向きに取り組んでくれるのはいいのですが、親しくなると、つい生徒からの甘えが出てくることもあります。
特に、小学生の生徒さんで、勉強をしないといけない時間に、指導を聞いてくれず、つい遊びに流されてしまったこともあります。これは家庭教師としてはとても反省すべき点です。
親としては、一人で勉強しない子なので家庭教師をお願いしたのに、家庭教師も一緒にそれに流されてしまっては仕事になりません。
小学生くらいだと、生徒のペースに合わせて、まずは勉強に興味を持ってもらうよう、そして信頼感を築くことを重視したいのですが、子供のペースに巻き込まれないことも大切です。自分から「勉強する」という意識ができていない小学生に対しては、厳しくなりすぎないように、学習からそれないようにすることが、大切です。

また、中学生以上になると、生徒も精神的に成長してくるので、コミュニケーションには気を配ります。これは筆者が打ち明けられたことですが、担当していた生徒が以前依頼していた先生が、とても傷つくことを言う、ということを漏らしました。家庭教師センターに報告しましたが、報酬をいただいているプロとして、学校の先生のように権威的にはならず、あくまでも「勉強を教える、サポートする立場」であることを忘れないことが大切だと感じた経験でした。

副業としてのメリットとデメリット

家庭教師を副業として行う場合、メリットとしてははやり「短時間で比較的高収入が得られる」ことです。ただし収入は、家庭教師センターによって大きな幅があります。求められている指導のレベルと報酬が見合っているか、自分が提供できる成果がどの程度で、どれくらいの価値があるかを意識しておく必要があります。
また、教えるのが好きな人には、一対一で生徒が本当に伸びる形で指導できるのも楽しみのひとつです。

デメリットは、家庭教師を依頼される時間のほとんどが、平日の夕方から夜の時刻だということ。多くは、午後5時から7時や、午後6時から8時頃の時刻です。
メインの仕事をフルタイムでやっている場合には、この時刻に開始するには少し調整が必要です。また仕事で疲れたあとに指導に行くので、生徒に疲れを見せないことも大切です。

塾講師と平行する場合も、塾も同じように夕方の指導が多いために、塾講師の仕事がある日には家庭教師をしずらいことです。
また、塾とは違って家庭教師は生徒(家庭)ごととの契約になるため、受験などが終わると契約終了になることが多い点です。筆者もここで、家庭教師の副業を終了にしました。
もちろん、次の生徒がスムーズに紹介されることもありますが、必ずしも依頼があるか、また依頼があってもマッチングが良い生徒や家庭に当たるかどうかは分かりません。そのためやはり、家庭教師をメインの仕事にはしずらく、「もし依頼があれば」という程度の副業と考えておいたほうが、収入的には安全です。

まとめ

家庭教師は家庭の中に入って、生徒ととても近いコミュニケーションをするため、向き不向きがとてもある仕事のようです。
多くの生徒を相手に授業をするのが好きな先生は、家庭教師には向かない場合もあるかもしれません。逆に、多くの生徒を相手にするバイタリティーもあると同時に、一対一でこまめな指導もできる方なら、メリハリをつけられてやりがいもありそうです。
家庭教師の依頼の理由もさまざまですから、個別に対応するのが苦でないなら、生徒と一緒に成長していけるやりがいのある副業です。

NFTゲーム・仮想通貨を始めるなら!
コインチェック
コインチェック

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
TOP
目次
閉じる