年末年始にかけて行われる郵便局の年賀状アルバイトは、高校生から手軽にできるアルバイトとされています。
学生時代に一度は、年末とお正月に郵便局でアルバイトをしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
年賀状のアルバイトは年末年始限定の短期ですが私が副業としてやってみて、会社員のお小遣い稼ぎの副業としてとてもお得だと感じました。
ここでは、郵便局でアルバイトをしてみた体験談をお伝えします。
郵便局の年賀状アルバイトは年末年始で2~3万円稼げる
12月末からの年末年始と、年始のお正月期間は会社が休みという世の社会人は多いと思います。
私はお正月休みの期間はテレビを見たりお酒を飲みおせちを食べ、どうしてもだらけてしまうと思いました…。
そんなときに、暇なときに郵便局の年賀状仕分けのアルバイトで臨時収入が入るならとお得に感じ短期で働こうと決めました。
結果的に郵便局の年賀状アルバイトでは、会社の年末年始休みの期間のみでそこまで苦はなく3万円弱稼ぐことができました。
昼に一日3〜4時間ほどの勤務のときもあったので、予定が入っていれば上手く調整可能です。
年賀状仕分けアルバイトは楽なアルバイトでお小遣い稼ぎにおすすめ
私が体験したアルバイトは、郵便局の中で年賀状を仕分けし、黙々と住所ごとに並べるという作業でした。
ある地区の郵便局で採用されアルバイトをしたのですが、その地区の住所あてに届いている年賀はがきを1枚づつ、世帯ごとに分けて並べていく仕事です。
これまで体験したアルバイトの中でも簡単な作業で、短期のアルバイトでしたのでかなりおいしい仕事の部類に入ると思いました。
ある程度の単調作業にはなってくるので短期だから頑張れたとも思いますが、長期で募集してたら継続しても良いと思うほどおいしいアルバイトです。
年賀はがきを作業的に仕分けをしていくので、書類作業や事務作業が得意な人にも向いていると思います。
黙々と作業をこなす仕事で、人間関係は必要なし
年賀状仕分けのアルバイトは、基本的に黙々と一人で作業をこなします。
必要最低限、周囲の人とのコミュニケーションも必要ありません。
その場で作業を取り仕切ってくれる社員さんもいたので、自分で考えて動くよりは、指示に従って淡々と作業をする雰囲気でした。
郵便局によってシフトパターンが複数ある
郵便局でのアルバイトは、勤務を希望する郵便局に直接応募してアルバイトをするのですが、郵便局によってシフトの時間帯・勤務日数のパターンはまちまちでした。
私が勤務した郵便局は日によって少し変則的で、12月20日前後から1月5日くらいまでで、基本一日午後の4時間勤務、12月30日と31日は6~8時間で少し長く働きました。
その代わり、1月1日と2日あたりは休みと予め決まっていたので、その間に実家への帰省もすることができました。
基本、その郵便局独自で決められた勤務期間全7日~10日前後ほぼ働ける必要がありますが、社会人は会社の休みと合わせる必要があると思います。
郵便局によっては相談に応じてくれるので、社会人の休み期間のみの勤務でも大丈夫なところもあると思います。
郵便局の年賀状アルバイトは11月~12月ごろから募集がかかる
郵便局の年賀状アルバイトは、早いと11月中旬ごろから募集がかかります。
タウンワークなどの求人情報や、日本郵便の公式ページで各郵便局の詳しい募集情報を確認できます。
事前に説明会や面接会に参加
私は郵便局のホームページで応募フォームから応募し、面接を予約しました。
そのときに郵便局での過去のアルバイト経験を聞かれるので、経験があれば申告しておくと採用されやすいと思います。
郵便局によっては、いくつかの日程で土日に説明会を開催してくれるところがあったり、私が勤務したところは電話で人事の方に土日の面接を希望すると伝えたら、土日に実施をしてくれました。
面接は簡単な内容 出勤予定日は事前に要申告
面接内容は郵便局によりますが、副業として働くのかは簡単に口頭で確認をされることがあります。
私は採用された郵便局では特に副業のことは言及されず、簡単な応募用紙にその場で記入し勤務経験を聞かれ、数日後すぐに郵送で採用の連絡をいただきました。
面接時に、年末年始の勤務可能な日数や時間を聞かれることが多いようです。
当然ですが、勤務可能日数があまりに少ないと理由を聞かれたり、不採用となる場合もあるようでした。
面接してくれる人の対応は郵便局によって異なり、私は他に1つある郵便局の面接にも行っていますが副業を懸念され不採用となったことがありました。
郵便局の年末年始はどんな仕事内容か?メリットやデメリットは?
では、実際郵便局のアルバイトはどのような仕事内容なのでしょうか。
年賀状の仕分けは他のアルバイトの人もたくさんいますが、ずっと郵便局の中で仕事をすることになります。
年齢層は、高校生~中高年まで
年賀状のアルバイトは、年齢層は高校生を中心とした若年層が半分以上はいたように思います。
主婦や中高年のアルバイトと見受けられる人も少数いました。
郵便局の社員の方が同じフロアにいて働くことになりますが、社員は圧倒的に中高生以上の男性ばかりでした。
社員の方から指示を受けることはあるのですが、物言いがキツいタイプの人はおらず、穏やかな人が多いように感じました。
メリット 作業は楽で、こまめに休憩がある
郵便局での年賀状仕分けのアルバイトは、立ったまま仕分けをすることもありますが、作業自体は楽と感じました。
棚が複数ありますが、概ねエリアごとの棚にある程度まとまって地区ごとに入っている年賀はがきを、さらに細かく住所ごとに並べまとめていきます。
一人が何列かの棚を担当して作業をしていきます。
難しい複雑な作業ではありませんが、順番に並べていくのでただ単調なだけの作業ではなくちょうど良いと感じました。
私が仕事をしていたときは、椅子を用意してくれたので座りながら作業ができました。
また、実労一日数時間のときもこまめに休憩をはさみます。
学生のときに地元の郵便局でアルバイトをしたときも、1時間ごとに10分程度の休憩をもらえました。
座れる休憩室もありました。
郵便局によりますが、私が勤務した郵便局は食堂もあり、休憩時間はご飯を食べたかったので、社員食堂を利用させていただきました。
さらに、しっかりと決められた時間どおりにあがれサービス残業などはありません。
大晦日付近など忙しいとき数日は、時間を延長して残業を頼まれることもありましたが、強制ではありません。
稼ぎたい人は、残業があれば数時間残業をしていました。
郵便局の年賀状アルバイトの労働環境は、かなりホワイトと言えると感じました。
デメリット 入れる時間、シフトパターンがある程度決まっている
郵便局のアルバイトの数少ないデメリットと言えば、必ずしも希望した時間通りには入れないといったところでしょう。
郵便局により、13時〜17時の基本4時間、長いところは9時〜18時のうち8時間のように、働く時間が指定されていました。
シフト自己申告制のように、完全に自分の入りたい時間でコントロールはできないと考えてください。
それでも、近所で自分が働きたい時間で募集をしている郵便局を選んで応募が可能でしたし、郵便局の中でも何パターンかのシフトで希望を選べたので、あらかじめ希望する働き方で選べました。
がっつり稼ぎたい人は夜勤一日8時間の募集もありましたし、そこそこでお小遣い稼ぎしたい人は、一日短時間で何日間か働くのがおすすめです。
私が働いたときは、時給1000円弱で基本1日4時間としても、7日程度働けば2〜3万円稼ぐことができました。
ここに注意!
郵便局のアルバイトは、郵便物を扱うため、個人情報を絶対に漏洩させてはいけません。
短期アルバイトであろうと、年賀状に書かれている住所や、誰が誰宛に送ったかなどの情報を気軽に漏らしてはいけません。
家族や知人にも話すことも禁止です。
また、他人の郵便物を捨てたり故意的に不当に扱うことも強く禁止されています。
人の大事な郵便物を取り扱うので、しっかりと責任を持ちルールを厳守することが求められます。
まとめ
郵便局の年末年始の年賀状アルバイトは学生だけではなく、少し臨時収入が欲しい会社員にもおすすめできるアルバイトです。
年末年始はあまり予定なさそう…と思って応募してみれば誰でもできる仕事でした。