【2022年最新】NFTゲームを始める準備/プロセスは?仮想通貨初心者さんに優しく解説

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導入

NFTゲームは暗号資産を稼げる魅力的なWeb3.0プロダクトです。

スマホでもプレイ可能なタイトルが多く、時間や場所に囚われずに暗号資産を稼ぐことができます。

NFTゲームを始めるには何が必要になるのでしょうか。どうやったらゲームを開始できるのでしょうか。

当記事では、NFTゲームを始めるための準備/開始プロセスを分かりやすく解説していきます。

1.NFTゲーム概要

NFTゲームとはNFT(Non-Fungible Token)を使用したゲームの総称です。ブロックチェーン技術を使用していることから、BCG(Block Chain Game)と呼ばれることもあります。

また、ゲーム性の他に稼ぐ(金融)の側面を考慮してGamefi(Game+Finance)というWeb3.0ジャンルに位置づけられています。

プレイヤーはNFTを利用し、ゲーム内でトークンを稼いでいきます。ゲーム内で稼いだトークンはドルや円にリンクしたステーブルコインともスワップ(交換)可能です。

(1)NFT

NFT(Non-Fungible Token)は非代替性トークンと呼ばれる暗号資産です。仮想通貨、トークンとの違いは、デジタル資産にリンクされているというところです。

NFTは画像や映像、音楽といったデジタルデータに所有権を付与します。NFTゲームにおいてはキャラクターやアイテムがNFTとして市場(マーケットプレイス)で売買可能です。

(2)種類

NFTゲームはカードバトルゲームやRPG、バトルアクションやシュミレーション系など様々な種類がローンチされています。

ゲーム種類による分類の他、Gamefi面からP2E(Play to Earn)、M2E(Move to Earn)など稼ぐ形態によっても種類分けされたりもします。

(3)リスク

「ゲームをするだけで稼げる」と聞くと魅力的な話に聞こえますが、リスクもしっかり認識しましょう。

稼ぐトークンが暴落した場合、いくらゲームをしても価値のないトークンを稼ぐことになります。実質、稼げなくなることでプレイヤーは離れ、NFTゲームプロジェクト自体が衰退していきます。

他にも、ゲーム開発チームが突然いなくなるというリスクもあります。既存のゲームメーカー/クリエイターチームと異なり、運営/開発が匿名性の非常に高いDAO(Decentralized Autonomous Organization)という組織形態で行われます。突然いなくなっても、痕跡をたどり責任を追求するのは困難です。

2.NFTゲームの準備

NFTゲームの概要については、お分かり頂けたと思います。

ここでは、NFTゲームを始める準備プロセスを解説していきます。

一般的な手順ですので、個別のプロダクトでは別途必要なプロセスがある場合があります。プロダクトの仕様書(ホワイトペーパー)も参照しながら進めましょう。

NFTゲームを開始するための準備プロセスは以下の通りです。

  1. 取引所開設
  2. ウォレットインストール
  3. 暗号資産購入、ウォレットへ入金

(1)取引所開設

NFTゲームを始めるにはNFTを購入する必要があります。NFTは仮想通貨での購入となるので、最初に仮想通貨を取引所で入手しなければなりません。

取引所は国内、国外ともに口座開設を進めましょう。理由は、NFTゲームが使用するブロックチェーンネットワークにあります。

日本国内の取引所だけでは、様々なブロックチェーンネットワークに送金ができないのです。

特にこだわりがなければ、送金手数料が無料の国内取引所を選択して下さい。海外取引所は、BinanceやBybitといった日本語サポートが充実した海外取引所がおススメです。

(2)ウォレットインストール

NFTゲームは別名「BCG(ブロックチェーンゲーム)」ということを申し上げました。NFTゲームを始めるには、ブロックチェーンネットワークに接続するウォレットを用意する必要があります。

一番よく使用されているウォレットはメタマスクです。ソラナネットワークを利用するのであれば、別途ファントムウォレットが必要になります。ダウンロード/設定は直ぐできますので、リンクから進めて下さい。

メタマスク公式サイト:https://metamask.io/

ファントムウォレット公式サイト:https://phantom.app/

(3)暗号資産購入、ウォレットへ入金

取引所、ウォレットの準備ができたら暗号資産(仮想通貨)を購入してウォレットに送金してみましょう。

最初に購入するコインはネットワーク使用料(ガス代)に使われるネットワークトークンです。イーサリアムネットワークであれば$ETH、バイナンススマートチェーンであれば$BNB、ソラナネットワークであれば$SOLです。

NFT購入には別のコインが使用されるかも知れませんが、ネットワークトークンさえあれば直ぐにDEX(Decentralized Exchanges)で必要なコインにスワップ(交換)できます。

3.NFTゲーム開始プロセス

一般的なNFTゲーム開始プロセスを解説致します。

使用するブロックチェーンネットワークに対応したウォレットの準備ができていれば、直ぐにNFTゲームを始めることができます。

以下の手順がNFTゲームの一般的な開始プロセスです。

  1. アプリダウンロードorサイト接続
  2. アカウント作成
  3. ウォレット接続
  4. NFT購入
  5. ゲームプレイ開始

(1)アプリダウンロードorサイト接続

最近はアプリのみでプレイするNFTゲームが多いです。アプリが準備されているかを確認しましょう。

アプリが無い場合、PCでのプレイとなります。この場合はウォレットをDapps(Decentralized Applications)に接続することになります。Dapps接続となった場合、この後のアカウント作成、ウォレット接続プロセスが省略される場合があります。

ウォレットによるアカウント作成が自動で行われるからです。

(2)アカウント作成

PCでDappsに接続した場合、アカウント作成は自動でウォレット認証によって作成されます。特にすることはありません。

アプリやその他、アカウント作成の必要がある場合はメールアドレスやパスワードなどを設定してアカウントを作成しましょう。

注意点として、アカウント作成にアクティベーションコードが必要な場合があります。アクティベーションコードは既存プレイヤーからの招待イベントで入手できます。もしくはSNSなどで、プロダクトマーケティングへ貢献することで報酬として入手できます。

(3)ウォレット接続

Dapps接続の場合、サイトにアクセスした時点でウォレット認証することになります。その際は、承認ボタンを押す必要があります。

アプリなどにウォレットをバインド(同期)する際は、シークレットリカバリーフレーズの流出などに注意して下さい。ウォレットを接続するだけでリカバリーフレーズが必要になることはありません。

(4)NFT購入

多くのNFTゲームはプレイ条件としてNFTの所有があります。NFTはミント(生成)か、マーケットプレイスで購入することで入手できます。

入手するための代金はネットワークトークン、もしくはステーブルコインなどが多く使用されます。

NFTは値上がり/値下がりします。マーケットプレイスのフロア価格(一般的な価格)をチェックしておきましょう。

(5)ゲームプレイ開始

ゲームプレイ方法は様々です。特にゲームをして稼ぐというスタイルはP2E(Play to Earn)と呼ばれています。運動をして稼ぐというスタイルはM2E(Move to Earn)と呼ばれています。

既存の家庭用ゲーム、スマホアプリゲームと同じく攻略法があります。新しいタイトルを早く攻略して、最適化されたプレイをすることで利益は最大化していきます。

4.NFTゲーム終了手順

家庭用ゲーム、スマホアプリゲームであればゲームを捨てたり、削除すればそれでいいでしょう。しかし、NFTゲームはファイナンスが備わったゲームです。適当に放っておくと思わぬリスクが生じます。

ここではNFTゲームの終了手順を解説していきます。

(1)暗号資産売却

「NFTゲームはもうしない」というのであれば、ゲーム内トークンやNFTは売却しておきましょう。もし、値段がついているのであれば利益となるはずです。

逆に、放っておいたNFTやゲーム内トークンが急騰したとします。そうすると税金リスクが生じます。手元にないような大金を納める必要が出てくるかもしれません。

NFTゲームを辞める際は、確実にゲーム内トークンやNFTは売却しておきましょう。

(2)アカウント削除

アカウントも削除しておきましょう。予期せぬマーケティングに巻き込まれる場合があります。ウォレット情報がアカウント情報とリンクしている場合、詐欺トークンが送られてくるかもしれません。

もし、知らないトークンが送られてきても絶対に触らずに放置しておきましょう。

(3)リボーク

NFTゲームで使用したトークンも接続解除(リボーク)します。リボークするとアプルーブ(承認)も取り消されます。悪意のあるDappsからのアプローチを拒否できます。

実際、NFTゲームは新しい産業分野であり、怪しいデベロッパーも多いです。NFTゲームで使用されたトークンをリボークしていくことで、ハッキングリスクを回避します。

リボークにはガス代が必要となります。一度に多くやってしまうとコストがかかるので、逐次、もしくは定期的にやっていきましょう。

まとめ

NFTゲームを始める為の準備として、国内取引所の口座開設が一番時間をとられるのではないでしょうか。アカウント開設は直ぐですが、本人確認にハガキ郵送を採用している場合、数日営業日かかります。

興味のある具体的なNFTゲームタイトルが無くても、とりあえずはエントリー準備は計画的に進めていきましょう。

以上、NFTゲームを始める準備/プロセスを解説させて頂きました。当記事がこれからNFTゲームを始められる方々にとって有益な情報となれば幸いです。

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