副業が気になる女性の中には「キャバクラ」で働くことに興味を持っている方もいるのではないでしょうか。
キャバクラの副業は「稼げる」「楽そう」というイメージがあるかもしれませんが、実はいいことばかりではありません。
この記事では、副業でキャバクラ勤務をしていた私の体験談をもとに、仕事内容やメリット・デメリットを詳しく解説します。
キャバクラで副業した感想
キャバクラで副業をした正直な感想は「大変な思いをすればたくさん稼げる」です。
まずは、キャバクラで副業をした正直な感想を深掘りします。
キャバクラでどのくらい稼げた？
私は週に2～3日、本業が終わったあとの4時間をキャバクラの副業に充てていました。
稼げる金額は月収15～20万円程度が平均で、繁忙期や誕生月には30万円ほど稼げたこともあります。
月収に大きくバラつきがあるのは、キャバクラの給料形態が少し特殊だからです。
キャバクラの給料は、指名本数や売上に応じた時給が設定されていて、そこに「バック」と呼ばれるインセンティブ報酬が加算されていく仕組み。
そのため、指名やボトルがたくさん入る月は、高時給プラス多くのバックが付きたくさん稼げますが、反対に何も入れてもらえない月は低めの時給分しか給料が得られません。
時給が毎月変わるため確実に稼げる金額は不透明ですが、最低時給2,000円程度のお店が多いので一般的なアルバイトよりかは稼げる副業といえます。
キャバクラ副業で大変だったこと
キャバクラの副業で大変だったことは、自分の時間がなくなることです。
「週2～3日、4時間出勤するだけで月収20万円」と聞くと、短時間で稼げる副業のように思えるかもしれません。
しかし短時間で高収入を得るためには、出勤時間外もお客さんに営業をかける必要があります。
営業は、本業の隙間や自宅にいる時間を使ってお客さんとLINEする方法が主流です。
何気ないやりとりをするだけなので難しくはありませんが、一日に何人ものお客さんと個別に連絡を取れば、自分の時間はどんどんなくなっていきます。
なぜキャバクラで副業しようと思ったのか
キャバクラで副業を始めた理由は、スカウトされ興味がわいたからです。
ある日街を歩いていると「キャバクラやりませんか？」とスカウトマンに声をかけられました。
私は、キャバクラで働ける人＝華やかできれいな人のみだと思っていたのでびっくり。
地味かつ美人でもない私にとって、水商売は自分には縁のない世界だと思っていたのです。
思わず「私でも働けるんですか？」とたずねると、スカウトマンは紹介できるお店の例や仕事内容を詳しく説明してくれました。
正直これまでの人生において「キャバクラで働きたい！」と思ったことはありませんでしたが、無縁扱いしていた世界が実は近いところにあったと思うと何となく興味がわき、キャバクラで副業しようと決意。
ただ、何の知識もないくせに「できればお店は自分で決めたい」と思ったので、スカウトマンの誘いには乗らず、自力でお店探しを開始します。
とんでもない高級店の面接を受けて丁重に断られたり、粗雑な大衆店の面接で黒服の言動にイライラしたりしたこともありましたが、色んなお店を見られたのは刺激的な経験でした。
最終的には自分に合うお店も見つかり、私はキャバクラでの副業をスタートさせます。
キャバクラ副業の仕事内容やメリット・デメリット
この項目では、キャバクラの仕事内容や注意点はもちろん、キャバクラで副業するメリット、デメリットをお伝えします。
キャバクラの仕事内容
キャバクラの主な仕事内容は、お客さんから指名を貰いドリンクやボトルを入れてもらうことです。
そのためには、接客中にお客さんをもてなすのはもちろん、日々の営業も欠かせません。
ただし、もてなし方や営業方法にルールはないので、自分の好きなやり方で仕事ができます。
また、出勤前に一緒に食事やショッピングを楽しむ「同伴」も仕事の一つ。
同伴は、営業時間前に行うものなので時給は発生しませんが「同伴バック」がついて給料に反映されるので、数をこなせばちょっとしたお小遣いになります。
キャバクラで副業する注意点
キャバクラにはさまざまなお客さんが来店するので、心が折れないよう意識することが注意点です。
怒りっぽかったり、怪しい誘いをかけてきたりするお客さんもいるので、深く気にせず何でもかわせるスキルを持っていたほうがムリなく働けます。
また、接客中に自分の住んでいる場所や本業についてペラペラ話せば、ネットの掲示板に書き込まれる可能性があるので要注意。
住んでいる場所や本業の内容は、実際の情報から少しずらして話したほうが安全です。
キャバクラで副業するメリット
キャバクラで副業するメリットは「たくさん稼げること」「シフトが自由なこと」です。
営業時間外にも仕事をする必要があり大変なこともありますが、本業と同額、またはそれ以上のお金が稼げる副業はとても貴重だと思います。
同伴すれば食事をご馳走してもらえるので食費が浮くほか、欲しいものをプレゼントしてもらえることも多いので出費も抑えられるはずです。
また、キャバクラは一般的なアルバイト以上にシフトが自由なところも嬉しいメリット。
出勤日じゃなくても「今日出勤したい！」と言えば基本的には働けますし、反対に「本業が忙しいからしばらく休みたい」と言えば長期休暇を取らせてもらえます。
副業として働くことに理解を示すお店が多いので、本業の都合を優先させやすいです。
キャバクラで副業するデメリット
キャバクラで副業するデメリットは「次の日がつらいこと」です。
お店は深夜0時頃まで営業しているので、どうしても帰宅するのが遅くなり翌日は睡眠不足になります。
また、お酒の飲みすぎで二日酔いに苦しみながら本業先に出勤することも珍しくありません。
キャバクラで副業する際は、早めに上がらせてもらう、本業の休日前だけ出勤するなど工夫するのがおすすめです。
まとめ
キャバクラで副業をした体験談をお話しました。
美人で話し上手でなければ、キャバクラでは働けない…と思うかもしれませんが、実はそんなことありません。
清潔感があり人の話を聞くのが好きな人なら、誰でもキャバクラの副業で稼げると思います。
本業だけでは得られない刺激的な経験も多くできるので、興味がある方はキャバクラでの副業を検討してみてはいかがでしょうか。
