Cycgo概要
サイクリングを楽しむ方にとっては待望のM2Eプロダクト、「Cycgo」がオフィシャルローンチされました。
Cycgoは自転車に乗っている時間をGPSトラッキングし、マネタイズしていくweb3.0プロダクトです。
NFT自転車、GPSトラッキングができるスマホアプリがあれば誰でも利用できます。
サイクリングを趣味として楽しんでいる方だけでなく、通勤や通学で自転車を使っている方にとってもとても興味深い記事となっています。
実際にM2Eを開始するプロセスも分かりやすく解説しておりますので、ぜひ最後までお読み頂きたいと思います。
M2E
M2E(Move to Earn)は運動をして稼ぐというweb3.0プロダクトコンセプトになります。
稼ぐ通貨(トークン)は暗号資産となっています。
エコを支える仕組みはブロックチェーン技術によって確立しています。
ブロックチェーン
ブロックチェーン技術はデジタル資産の取引を公開/検証してもらう技術です。
分散型台帳システムといわれることもあり、取引(トランザクション)が公開されていることで誰もがその公平性を検証できます。
NFT
NFT(Non-Fungible Token)は非代替性トークンと呼ばれ、ブロックチェーン技術によって担保されたデジタル作品一般を意味します。
デジタルアートが有名でしたが、BCG(ブロックチェーンゲーム)によってゲーム内キャラやアイテムなどにも利用されるようになりました。
今はより稼ぐ可能性のあるゲーム内のデジタル資産としてNFTは支持が高まっています。
BCG
BCG(Block Chain Game)ブロックチェーン技術により裏付けられたゲームです。
ブロックチェーン技術によってゲーム内資産に流動性が追加され、ゲーム内だけでなく様々な場所で売買取引ができるようになりました。
また、ゲームプレイすることにより暗号資産を稼げるというのも大きな特徴です。
CycGoの始め方
CycGoはBSCでのローンチとなります。
NFTミント(生成)には$BNBが必要となります。
また、ウォレット接続のため、BSCを追加したメタマスクを用意してください。
CycGoでのM2E開始プロセスは以下の通りです。
すでにBSCでBCGをしているという方は7番から参照して勧めて頂ければと思います。
- 国内暗号資産取引所口座開設
- 任意のコイン(暗号資産)購入
- 海外暗号資産取引所へ送金
- $BNB購入
- メタマスクDL/設定
- メタマスクへ入金
- アプリDL
- アカウント設定
- アプリ内ウォレット作成
- テストネット$BNB入手
- NFT購入※レンタル機能実装予定
- M2E開始
初期投資目安
2022年7月4日時点でジェネシスミントでNFT自転車がゲットできます。
そちらの価格は$1BNB/NFTとなっています。
1.国内暗号資産取引所口座開設
CycGoはBSCでローンチされます。
事前準備としてBSCを追加したメタマスク、ガス代の$BNBが必要となります。
$BNBはコインチェックなど国内の取引所でXRPを購入後、バイナンスなどの海外取引所へ送金して購入します。
もし、コインチェック口座を持っていないという方はぜひ、この機会に作成しておきましょう。
2.任意のコイン(暗号資産)購入
海外取引所へ送るコイン(暗号資産)を何にするか迷うかも知れません。
特にこだわりが無ければXRP(リップル)で良いと思います。
理由として送金速度の速さがあります。
送金途中での市場のボラティリティリスク(変動リスク)を回避するためです。
早ければ数分で着金が確認できます。
3.海外暗号資産取引所へ送金
海外取引所はバイナンスの他バイビットやOKXなど様々な取引所があります。
こちらも特にこだわりがなければバイナンスで良いと思います。
世界最大の中央型取引所となります。
送金時の注意点
送金の際は少額でテスト送金をしましょう。
いきなり全額を送金するのはリスクがあります。
最初に送金最少金額でテスト送金をしてみて下さい。
テスト送金が上手くいったら、残りを送金します。
また、XRP(リップル)を送金する際はタグ(メモ)を付ける必要があります。
入力項目がありますので、忘れないようにしましょう。
中央型取引所と分散型取引所
管理者のいる取引所です。
日本においてコインチェックやビットフライヤーなど、ほとんどが中央型取引所となります。
これに対してDEX(分散型取引所)というものもあります。
DEXでの取引は全て自己責任となります。
補償などはありません。
CEXでは何か不手際があった場合、補償される場合があります。
例えば、ハッキングで暗号資産を盗まれた場合、中央型取引所はカバーしてくれます。
しかし、DEXは完全にカバーされません。
4.$BNB購入
CycGoはBSCでのローンチとなります。
ガス代(ネットワーク使用料)として$BNBが必要となります。
また、CycGoのNFTミント代(生成代)は$BNBで支払います。
どれくらい購入するか?ですが、ミント代+ガス代込で$1.1BNBあれば十分です。
ご自身で判断した上で購入しましょう。
バイナンスの現物取引で購入できます。
5.メタマスクDL/設定
メタマスクはブラウザにインストールするホットウォレットになります。
ダウンロード、インストール手順は以下の通りです。
- https://metamask.io/ にアクセスします。
- 「ダウンロード」をクリックします。
- 「MetaMaskforChromeのインストール」をクリックします。
Chromeウェブストアに移動します。 - 「Chromeに追加」をクリックします。
- ポップアップで、[拡張機能を追加]をクリックします。
メタマスク
暗号資産を保有するためのウォレットです。
いわゆるホットウォレットのタイプで、インターネットにつながっていることからハッキングリスクもあります。
インターネットにつながっていないタイプのウォレットはコールドウォレットといいます。
6.メタマスクへ入金
メタマスクへ入金する際はネットワーク(BEP-20)をしっかりと確認してください。
ネットワークを間違えると資金は最悪紛失してしまいます。
バイナンスはこの他に色んなネットワークが設定できるようになっています。
ネットワークを間違ってしまうと暗号資産が消えてしまう可能性があるので気をつけて下さい。
BEP-20
送金ネットワークです。
バイナンススマートチェーン系のゲーム、DeFi、Dappsなどを使用する際にはこちらを使うことが多いです。
7.アプリDL
iOS、アンドロイドでアプリDLはできます。
iOS:https://testflight.apple.com/join/73vaLx2x
アンドロイド:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cycgolab.cycgo
8.アカウント設定
メールアドレス登録で確認メールに承認するとアカウント作成完了となります。
9.アプリ内ウォレット作成
アプリ内ウォレットを作成します。
シークレットリカバリーフレーズは誰にも教えないようにしましょう。
また、フレーズのバックアップ方法としてメモ帳などのアナログ記録にも残しておきましょう。もし、フレーズを紛失したらウォレット内資産が移動できなくなります。
10.テストネット$BNB入手
当初はテストネットでのプレイとなります。
Faucet(蛇口)から無料でゲットできます。
11.NFT購入
Faucetの上に$1BNB(BUY TESTNET GENESIS BICYCLE NFT)をクリックしてジェネシス自転車をゲットします。
購入したらインベントリに移動させる必要があります。
12.M2E開始
使用する自転車NFTを選び、M2E開始です。
CycGoの稼ぎ方
CycGoで稼ぐトークンは$GRT、$GCTとなります。
$GCTはNFTがレベル30以上でないと稼げません。
また、エナジーシステムを導入しており、NFT自転車のメンテナンスが必要となります。
メンテナンスを怠るとNFT自転車の稼ぐ力が弱くなります。
定期的にチェックしましょう。
CycGoの稼ぎ方は大きく3つあります。
今はソロモードのみの実装となります。
これから更にミッションクリアやイベント開催などのGameFi、SocialFiに力を入れていくそうです。
1.ソロモード
NFT自転車を所有していれば誰でもM2Eが可能です。
気をつけなければならないのが、GPSと電波感度です。
GPSトラッキングを使用しているので、トラッキングができなくなると報酬が発生しません。
そちらはシグナルカラーアラートとしてアプリで表示されます。
GPS感度がないと白、感度が低いと赤、良好な場合は緑で表示されます。
2.ツアーサイクリングモード※開発中
ウィークリーとマンスリーツアーがあります。
イベント開始24時間前に参加料金を支払う必要があります。
時間内にツアーを終了できれば参加料は返ってきます。
もし、時間内にツアーを完了できなかった場合はリーダーボード上位者へ報酬として振り分けられ、参加料は返ってきません。
3.バックグラウンドモード※開発中
CycGoアプリを起動しなくてもバックグラウンドで$GRTを稼ぐモードです。
こちらはスマホの歩数トラッキングと連動し、3,000歩/日まで自動でカウント、マネタイズしてくれます。報酬は$GRTです。
「自転車なのに歩数?」と思った人はNFTステーキングをイメージすれば良いと思います。
NFT自転車を持っていれば誰でも利用できます。
CycGoを実際プレイしてみて
CycGoはSTEPNと同じようなエコを目指しています。
UI(ユーザーインターフェース)もとても似ており、STEPN利用者であれば感覚的に使用することができるでしょう。
実際にM2Eをしてみていくつか気づいたことを情報共有させて頂きます。
自転車以外でも速度が合えばM2E可能
実は自転車でなくてもM2Eできます。
NFT自転車の種類によりますが、時速5キロ程度で稼働するものであれば早歩きくらいでフィットします。
自転車がないと言う人も利用可能となっています。
レベル上げがどこまでやればいいか分からない
これは…異論はないと思います。
最適解は一定の経験値が無いと出てきません。
STEPNのレベル最適解が出てきたのはサービスローンチから2カ月くらいでしょうか。
これはSNS等で情報共有して勉強するしかありません。
CycGoをする上での注意点
2022年7月4日時点で分かっている注意点ですので、アプリのアップデートなどによって変わるかも知れません。
しかし、とりあえずは知っていていいところを書きます。
リペア、レベル上げなどにガス代がかかる
これはコスト的に大きいです。
そして、新しいです。
なぜこのような仕様にしたのでしょうか。
いずれ変更されるかもしれません。
レベル5以上は要課金($GCT)
$GCTの売り圧防止策でしょうか。
いきなり$GCTと言われても、DEXでスワップしてくるしかありません。
$GCTが稼げるようになるのはNFT自転車のレベルが30以上になった時です。
まとめ
自転車系M2Eでブームを巻き起こしたプロジェクトはまだありません。
それどころか、ローンチ前に消えたり、ステーク解除できないDappを作り上げたりするところなど怪しいプロジェクトばかりでした。
CycGoはローンチまで行っています。
展開領域としてGameFi、SocialFi分野のサイクリングイベントなどがあると思いますが、そちらも是非実現させて自転車M2Eを盛り上げていってほしいと思います。
1人のCycGoユーザーとして陰ながら応援しております。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
これからCycGoを始める方々にとって当記事が有益な情報となれば幸いです。