ビットコインは13日、1BTC=2万2000ドル(約296万円)まで下落。ついに300万円を割り込んだ。300万円を下回るのは2020年12月以来、1年半ぶりだ。21年10月につけた高値729万円からの下落率は60%にもなる。時価総額2位のイーサリアムも、21年12月につけた高値から70%も下落。規模の小さな暗号資産の下げは、さらにきつい。
Yahoo!ニュースより https://news.yahoo.co.jp/articles/f18da907ec790e0a9d6bc122bcf337c2f51656a4
ビットコイン、イーサリアムなどの暗号資産が軒並み価格下落。こんなニュースが飛び込んできました。
なぜこの記事を取り上げたか?
暗号資産を含む最新技術を学んでいくためのサイトである当サイトメタ部の担当としての立場でこのニュースについて取り上げようと思いました。
NFTゲームを始めることをお手伝いするコンテンツを現在作成していることもあり、暗号資産の価値下落はとても大きなニュースです。
すでに暗号資産を購入してSTEPNやクリプトスペルズを遊ばれている方にとってはそこで購入したNFTの価値が減ってしまうことで実質的な含み損を抱えた状態になってしまっていると思われます。
そういったNFTゲームユーザーの方にもこのニュースを共有し、そして私の考えも是非一人の意見として知っていただけたらと思います。
私を含むアマチュア暗号資産トレーダーの今後の動き方
今回の下落を受けて私が実際に行う投資の動きとして気をつけていることを紹介します。参考にするかはご自分の判断でお願いします。私が一番気をつけてほしいことは「今が底値だと思って買い増しはしない」です。
今が底値だと思って買い増しはしない
例えば創業50年などの企業の株価チャートを見ると上がったり下がったり、天井と底値を繰り返しています。そういう場合であればまた上がる可能性があるという判断をすることができます(下落の理由にもよりますが)。
上がったり下がったり上がったり…というチャートであれば今が底値かなとテクニカルに予測することが可能ですが、この暗号資産はまだ歴史が長くなく、今が底値かと思って「安い!今がお買い得だ!」と買い増すとそこからまた滝のように下落していく恐れがあります。
また、株式市場にはストップ安という制度があります。ですが、この暗号資産の取引所にはストップ安・ストップ高の制度がありません。
ストップ高・ストップ安とは、1日の株価の上昇や下落を一定の変動の幅を制限するための制度です。「値幅制限」とも呼ばれ、1日の価格の変動幅に前日の終値または気配値を基準に制限をかけています。
一度相場がストップ高・ストップ安となった場合には、その日の取引はストップ高以上、ストップ安以下の株価では取引することができなくなります。
株価が一定の価格以上に上がると「ストップ高」となり、株価はそれ以上には上昇しません。反対に株価が一定額まで下落すると「ストップ安」となり、株価はその価格以下には下落しなくなります。例えば、前日の終値が10,000円だった場合は値幅制限が3,000円となり、13,000円になればストップ高、7,000円になればストップ安となるわけです。
LINE証券 https://line-sec.co.jp/media/column/103.html
下がる時に制限がかからないので、どこまでも落ちていくことができます。そうした特性があることを踏まえておくことが大事です。
底値と思って買い増すと、今よりももっと損失額が膨れ上がって取り返しのつかないことになる可能性もあります。
これから暗号資産取引を始めようと思っている人へ
ということで当サイトのユーザーさんのほとんどが該当すると思われる「これから暗号資産やNFTゲームを始めたい」という方への私からの意見です。
この下落局面で少しでも不安だなと思う方は、暗号資産を買わないほうが良いです。
おすすめの動きを下記に紹介致します。
- 時間のある今のうちに暗号資産の口座を作っておく
- 日本円を入金しておく
- 価格が上昇局面、または自分が納得するタイミングになったら暗号資産を買う
独自の見解や理論が無くて不安な方は、まず口座開設を今のうちに行っておき、タイミングがよくなった時点で暗号資産を購入できるように準備しておくことが有意義な時間の使い方として良いかと思われます。
まとめ
周りの色々な声がありますが、不安な時は行動せずに準備しておく時間にすることも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
私自身もクリプトスペルズで遊んでいるのですが、イーサリアムの購入は一旦やめて、無課金で遊ぶことにしました。
いいタイミングが来るまで、自分が納得するタイミングになるまでは自分の大事な資金はとっておくことにしました。